銀行の金利って誰が決めるの?

大人になればお金のことも自然と分かるだろうと思っていたけど、気がついたらもう大人だった・・・

自分で調べても初歩すぎて説明がない
今さら、人にも聞けない・・・

そんな人に向け、「お金の勉強」をする前に必要な知識を解説するシリーズです。

※小林義崇 氏 著「すみません、金利ってなんですか?」(サンマーク出版)から要約してお話ししています。

今さら聞けないお金の話4

兎にも角にも、金利のことは分かったが、ところで銀行の金利って誰が決めるのでござるか?

一応は、各銀行がそれぞれの基準で決めていますが、どの銀行も「日本銀行(日銀)」からお金を借りているので、実際には日銀が決めているようなものです。

ただし、金利には「短期」と「長期」の2種類があります。

短期金利とは、普通預金や1年未満の定期預金などに影響するもので、長期金利とは、ローンや1年以上の定期預金に影響するものです。

少し難しい話になりますが、短期金利は日銀が各銀行に供給するお金の量を調整することで操作しています(公開市場操作という)。

一方、長期金利は市場で売買されている「10年ものの国債」の金利をベースに決められています。

・・・コクサイ・・・?

国債とは、また後ほど説明しますが、「国が発行する信頼度の高い金融商品」と思っておいてください。国が利息を払ってくれる商品です。

だから、結局どこの銀行も横並びになるのです。

お侍さん、分かりましたか?

承知した。
かたじけない。

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