大人になればお金のことも自然と分かるだろうと思っていたけど、気がついたらもう大人だった・・・
自分で調べても初歩すぎて説明がない
今さら、人にも聞けない・・・
そんな人に向け、「お金の勉強」をする前に必要な知識を解説するシリーズです。
※小林義崇 氏 著「すみません、金利ってなんですか?」(サンマーク出版)から要約してお話ししています。
今さら聞けないお金の話9
「源泉徴収」とかいう名目で、勝手に給料から引かれているものがあるけど、一体どういう仕組みでござるか?
日本の労働者の大半は会社勤めです。従業員には、毎月会社から給料が支払われますが、そこには従業員個人が支払うべき「所得税」が発生します。
けれども、全国の会社員が個々で納税の手続きをするとなると、手間がひどく、税務署もパンクしてしまうため、会社が代わりに納めてくれる仕組みを取っている訳です。
「源泉徴収」とは、正に温泉(給料)の湧いている源で、あらかじめ(所得税を)引かせてもらいますよ。といった感じの仕組みですので、従業員としては手間が省け、助かる仕組みです。
また、同じ引かれている税金でも「住民税」については「特別徴収」といいます。
これは納める先が国ではなく、住んでいる市町村というだけで、やってることは同じです。
なお、源泉徴収や特別徴収は、法律で会社側の義務とされています。
お侍さん、分かりましたか?
承知した。
かたじけない。
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