大人になればお金のことも自然と分かるだろうと思っていたけど、気がついたらもう大人だった・・・
自分で調べても初歩すぎて説明がない
今さら、人にも聞けない・・・
そんな人に向け、「お金の勉強」をする前に必要な知識を解説するシリーズです。
※小林義崇 氏 著「すみません、金利ってなんですか?」(サンマーク出版)から要約してお話ししています。
今さら聞けないお金の話20
会社員でも確定申告が必要なケースは分かったが、難しそうだな?
自分で紙の確定申告書に書き込んで税金の計算をするのは難しいですが、国税庁のHPにある「確定申告書等作成コーナー」を使えば比較的簡単です。
必要項目を入力すると税金の計算を自動でしてくれるので、あとは印刷して必要な書類を添付して税務署に提出するだけです。
申告をミスしたらどうなるのだ?
納めるべき税額があるのに、間違って少なく申告してしまったり、期限に遅れてしまうと、本人に悪意がない場合でも「加算税」と「延滞税」という2種類のペナルティが課せられます。
悪意がなくてもペナルティは手厳しいのう?
ちなみに加算税は、誤って少なく申告してしまった場合は「過少申告加算税」。
申告が必要なのに全くしていなかった場合は「無申告加算税」。
申告が必要と知っていたのに意図的にごまかそうとした場合は「重加算税」となります
申告の時期はいつなのじゃ?
確定申告の手続きは毎年、2月16日〜3月15日です。昨年とその前の年は、新型コロナウイルスの関係で、特別に4月15日まで延長されていました。
うっかり忘れていた場合、お知らせは来るのか?
ケースバイケースです。税務署が「この人は確定申告が必要」を把握している場合には来るケースもあります。
ただ、「お知らせが来なかったから」なんて言い訳は通用しませんよ!
まとめると、会社員の人でも本業以外に所得があったり、医療費が大きくかかったり、家を買ったり売ったりした年には、2月16日〜3月15日の間に確定申告すべき。ということです。
お侍さん、分かりましたか?
承知した。
かたじけない。
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