配偶者控除ってなに?

大人になればお金のことも自然と分かるだろうと思っていたけど、気がついたらもう大人だった・・・

自分で調べても初歩すぎて説明がない
今さら、人にも聞けない・・・

そんな人に向け、「お金の勉強」をする前に必要な知識を解説するシリーズです。

※小林義崇 氏 著「すみません、金利ってなんですか?」(サンマーク出版)から要約してお話ししています。

今さら聞けないお金の話15

所得控除の中でも拙者に関係ありそうな、配偶者控除とは何でござるか?

配偶者を扶養している場合は、扶養控除ではなく、配偶者控除もしくは配偶者特別控除が適用されます。

配偶者の年間の所得が48万円以下だと配偶者控除、48万円超133万円以下だと配偶者特別控除となります。

ただし、どちらも控除を受ける人の所得によって制限があり、配偶者控除は所得が1,000万円を超えた年は受けられません。

配偶者特別控除は配偶者と本人の両方の所得に制限があり、以下の表のようになります。

もし専業主婦の人が働きに出る場合、給料がいくらまでなら配偶者(特別)控除が満額受けられるのだ?

表を見ると分かりますが、所得で95万円までですので、給与収入に換算すると150万円(95万+給与所得控除額55万より)ですから、パートに出る時は年収150万円というのもひとつの区切りになりますね。

ちなみに、夫婦ともに条件を満たしていても、配偶者特別控除はどちらかひとりしか受けることはできません。

お侍さん、分かりましたか?

承知した。
かたじけない。

https://niigata-shisan.jp/member/registration/

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。